【そろばん】から得られる効果とは?

そろばんの効果は計算が早くなるだけと思っている方も多いかもしれませんが、
江戸時代の寺子屋から始まった「読み書きそろばん」という日本独自の教育文化。

実はこの教育文化こそが、日本人の心・技・体を整え、現在の精神性の高さに大きな影響を
与えたと考えられています。


その日本人の精神性を支えている要素が下記に挙げた7つの効果です。

1.記憶力

左脳の記憶する力には限界があります。そろばんで右脳を鍛えていく事で左脳では覚えることができない量の情報を記憶できます。右脳で記憶したことは長期間に渡って忘れません。

2.忍耐力

そろばんは、数多くの問題を繰り返し反復練習します。その中で周りの生徒さんと競う事で、楽しさや悔しさを感じ、こういった環境の中で訓練する事で忍耐力が習得できていきます。

3.イメージ力

暗算は頭の中にそろばんをイメージし問題を解きます。この暗算力を身に付ける事で右脳を活性化することができ、このイメージ力は人間関係の中で相手の気持ちを理解(イメージ)する事にも繋がりお子さんの優しい心を育てます。

4.人間力

検定試験や競技会において緊張感、達成感を経験します。時には検定試験に落ち挫折感を味わいます。その悔しさを乗り越え、目標を達成した時の達成感や喜びが、人間としての次への成長のステップとなります。

5.集中力

そろばんでは限られた時間内にひとつの正しい正解を求める事に、心・技・体の全てを使います。この反復練習が人間としての集中力を成長させます。

6.計算力

そろばんを覚えることで、珠算式の暗算が出来るようになります。もちろん計算は早くなりますし、それがきっかけで算数が得意になるお子さんも多くいます。また日本人が苦手な道筋を立てて論理的に思考する「ロジカルシンキング」の能力も育てます。

7.右脳開発

今では右脳トレーニングもたくさんありますが、実はそろばんを弾く事で珠算式の暗算が出来るようになれば、右脳が活性化されます。
珠算式の暗算は左脳ではなく右脳で行われています。通常、計算する脳は左脳ですが、珠算式暗算は右脳で処理しています。暗算を行っている時に右脳が活性化している事は脳科学でも証明されています。

東大生に人気の習い事【そろばん】

少し古いデータになりますが「東大生がやっていてよかった習い事ランキング」の1位にそろばんが選ばれています。

その理由として・・・、

・計算力が身についた
・数学的思考の基礎ができた
・計算が速くなり、算数や数学が常に得意でいられた
・暗算が得意になった
という声が多かったようです。

また、子供の頃やっていた習い事でも、水泳・ピアノ・英語・習字に次いで堂々5位にランク。14.7~17.5%がそろばん塾へ通っていたようです。

現在でも東京大学・早稲田大学・慶応大学には珠算部があり、競技大会のでもトップクラスを競っています。

※データはプレジデント誌2012年12月より抜粋。

【そろばん】はいつから始めるのが良いのか?

関連するまとめ

切なさ、はかなさを歌に込めた日本の古典詩「和歌」

短歌形式の古典詩である「和歌」。私たちになじみ深いのは百人一首かもしれませんね。 もともと和歌といえば長歌や…

お抹茶をもっと身近に!

作法や点て方が分からない…とつい敬遠しがちな抹茶。 茶室やお茶屋さんでいただく本格的な抹茶もおいしいですが、…

作法やルールにとらわれない。気軽に始めるはじめての写経

写経とは仏教の経文を書き写すこと。かつては経典を広めるために行われていました。 現代では写経のできるカフェや…

関連するキーワード

Eiichi Komine

東京と埼玉で寺子屋そろばんスクールを4校開校。そろばんと暗算の指導を行っています。日本でのそろばん指導に加え、ベトナム、インドネシアでもそろばんの指導に携わっています。現在は日本国際そろばん協会の理事長。そろばんの世界普及に務めています。