夏の風物詩、花火の歴史を知ろう

夏の夜を鮮やかに彩る花火は、私たちの心を魅了してやみません。
花火にはどんな歴史があるのでしょうか。

花火の始まりは?

花火の始まりは諸説あるものの、一説には花火のもとである火薬の硝石が紀元前3世紀の古代中国にて発見されたことがきっかけといわれています。

当初は戦争の道具として使われていた硝石ですが、のちにヨーロッパへ伝わり、花火へと発展してキリスト教の祝祭などに使われるようになったそう。

花火はヨーロッパ中に広まり、貴族や王族の間でお祝いの際に花火を上げるようになったといわれています。

日本の花火のルーツとは

日本に花火が入ってきたのは、1543年のこと。
ポルトガル人が種子島で日本に鉄砲と火薬を広めたことがもとになっているようです。
そののち、江戸時代に徳川家康の前で打ち上げ花火を行なったことが日本の花火の歴史の始まりといわれています。

日本最古の花火大会は

日本最古の花火大会は、現在でも非常に人気の高い隅田川花火大会です。

享保17年、大飢饉が発生したと同時にコレラの流行が重なり、当時の死者は90万人以上にものぼったといわれています。
幕府は翌年、亡くなった人たちの慰霊と悪病の退散を祈るため、花火を打ち上げたのがきっかけ。
そのあとも花火は毎年打ち上げられ、それが現在の隅田川花火大会の形になったのだとか。

東京の花火大会といえば真っ先に上がるのが「隅田川花火大会」という声が多いと思いますが、両国の夜空に大きく広がる花火の始まりは、亡くなった方の慰霊の願いが込められていたのですね。

たまや、かぎやの掛け声は?

花火でのおなじみ、掛け声である「たまや」「かぎや」はそれぞれ花火師である「玉屋」「鍵屋」のこと。
隅田川の上流は「玉屋」、下流は「鍵屋」が受け持って競演をしていたそうです。

その応援の掛け声が今でも残っているというわけですね。

夏の思い出作りに!2017年全国の花火大会情報

全国約1000もの花火大会の情報をご紹介いたします。
行きたいスポットからはもちろん、人気ランキングや打ち上げ数からも検索できるのでとても便利です。

今年は誰と、どこの花火大会に行きますか?

日本情緒あふれる花火をいつまでも大切に

このように花火の歴史を知ることで、日本の花火をより一層大切にしていきたいという想いになりますね。

二大花火師によるたゆまぬ努力、そして日本人ならではの繊細さと華麗さが表現された日本の花火は、日本の文化として誇ることができるでしょう。

今年の夏も、大切な人と花火大会に足を運んでみませんか?

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