防災の日となった背景は…

9月1日が防災の日となったのは、大正12年の9月1日 午前11時58分に発生した関東大震災がきっかけです。

マグニチュード7.9という非常に大きな地震が南関東地方を襲い、死者・行方不明者は約10万5千人。
お昼の時間帯であったということもあり火災により多くの建物が焼失し、戦後最大の被害となりました。

さらに暦の上では9月1日は立春から数えて、二百十日にあたる日。
台風被害に備える日でもあることから、地震や台風に対する心構えと防災意識を育成するために防災の日と制定されました。

全国で毎年この日に避難訓練が行われるところが多く、テレビやラジオなどのメディアでも防災についての話題が上がります。
各地では防災に関するイベントが行われることも多いでしょう。

防災の日に考えておきたいこと

地震大国といわれるほど地震が多い日本。
いつどこで起きても不思議ではない自然災害への対策は、万が一のことを考えて事前に話し合いをしておくことが大切です。

9月1日、防災の日に改めて考えておきたいことについてまとめました。

「もしもの備え」を家族みんなで見直してみる

緊急持ち出し用のバッグをご自宅に揃えていらっしゃる方がほとんどと思います。

飲料水や非常食をできれば1週間分備蓄…などと言われていますが、全ての災害に対応できるよう完璧に揃えるのは難しいのが実情です。

あれもこれもと買い揃えすぎてストックだらけでは、何が本当に必要なのかがわからなくなってしまうことも。

災害は恐ろしく不安ですが、大切なのは怖がるだけでなく実際に必要な備えは何かをリアルに考える想像力。

防災グッズのセットを一式購入しても、ご家族にとって本当に必要なものが入っていなければ意味がありません。

家族構成や生活スタイルによっても必要なアイテムや数は変わるもの。
毎年この日は、ご家族でもしもの備えについて見直してみるよい機会かもしれません。

準備に迷ったら下記リンクを参考に、必要な物や準備を書き出してみてはいかがでしょうか。

お出かけ前にバッグの中身をひと点検

1次、2次の備えはもちろんですが、外出先での被災も想定しましょう。

お出かけ前、もしこのまま外出先で被災したら…という想像をひとめぐりさせてみてください。

バッグの中のスマートフォンや携帯、100%充電されていますか?
防災グッズを抱えて毎回出かけるのは決して現実的ではありませんが、
万一のときの最低限の心構えとして「想像してみる」ということが大切になってきます。

小さなお子さまがいらっしゃる方、持病をお持ちで薬が手放せない方…。それぞれ必要なものは少しずつ異なります。

小さなポーチに、最低限の自分仕様の非常用セットを作っておくとよいでしょう。

笛は救助用に役立ちますし、マスクやウェットティッシュは災害以外でも持っていると便利なアイテムのひとつ。

ポリ袋を小さくたたんでバッグの底へ忍ばせておけば、ゴミ袋や万一のトイレ代わりなど、いろいろな用途で活躍してくれるでしょう。

お出かけ前、玄関で一度バッグの中身をひと点検する癖をつけることをおすすめします!

防災の日は大切なことを思い出す日

災害の準備とは非常グッズを用意することだけでなく、何も起きていない冷静な時に状況を想像し、対策を考え、話し合いをしておくこと。

どういうシチュエーションで何が必要なのか、どうしたらよいのかを考え、常に頭と心に留めておくことが大切といえるでしょう。

9月1日の防災の日は、心の備えも一緒に整えておきたいですね。

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