はじめチョロチョロ…

「はじめチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋とるな」。
一部省略しておりますが、一体なんのこと?と思った方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

これはご飯を炊くときの火加減の極意で、かまどで大きな羽釜を使ってご飯を炊いていた頃のこと。
諸説あるものの、一般的には「最初は火を弱くして中ごろには火を強め、赤ちゃんが泣いても途中で蓋を取ってはいけないよ」という意味で使われています。

お手持ちのお鍋で試してみよう!

土鍋といってもどんなお鍋がご飯に適しているのか気になりますが、炊飯用の土鍋をわざわざ用意しなくても鍋料理で使う普通の鍋で十分です。

土鍋のいいところは、蓋が重いことで鍋の中の圧力が高まり粒が立ったつやつやご飯ができるところ。
またじっくりとまんべんなく熱が伝わるので、ムラなく炊きあがります。

土鍋がない、という方は無水鍋や文化鍋、ル・クルーゼなどの鋳物鍋でも上手に炊けます。
その際は火加減の調整や吹きこぼれを注意するなどちょっとコツがいりますが、まずはお手持ちのお鍋で試してみるのがよいでしょう!

土鍋ご飯の炊き方のポイント!

お米は新米か古米か、そして産地や銘柄などによっても水加減や炊き上がりに差が出てきてしまうものです。
使う鍋によっても若干変わってくるので、何度か炊いてコツをつかんでしまいましょう。

ここでは土鍋でご飯を炊く際に、これだけは押さえておきたい2つのポイントをお伝えします。

1.お米を水にしっかり浸す

お米は乾物と同じなので、炊く前にお米に水分を十分に吸わせておく必要があります。
浸水時間の目安は、夏場は30分、冬場は1時間程度といわれています。
水が多少白く濁っていても大丈夫。
浸水が終わったらざるなどに上げ水切りをしましょう。

2.土鍋ご飯は蒸らしが命!

土鍋ご飯の大切なポイントは、炊き上がり後の蒸らしにあります。
蒸らすことでお米の一粒一粒が水分をしっかり含み芯までやわらかくなり、甘みも増していきます。
どんなに急いでいても、最後の蒸らし時間だけはきっちり守りましょう!

土鍋ご飯の基本レシピをご紹介

土鍋ご飯の基本レシピをご紹介します。

おいしく炊けるようになるには「習うより慣れよ」の精神が大事です。
お米が少し硬めだとおもったら次回は炊く時間を少し長くしてみる、などちょっとずつアレンジを加えていきましょう。

土鍋ご飯は五感で楽しもう

スイッチひとつで簡単に炊けてしまう炊飯器はとても便利ですが、五感を使ってじっくり向き合って炊いた土鍋ご飯は格別。
直火で炊くので初めは失敗もあるかもしれませんが、あまり考えすぎずに楽しく炊くのが一番です。

湯気が出てきた時の音や香り、ピンと立ったお米の色…。
炊き上がるまでのワクワク感を一度味わったら、炊飯器には戻れなくなってしまいそう。

忙しい日々に毎日土鍋で炊くことは難しくても、週末の朝ごはんは土鍋でといった具合に、無理のないペースで始めてみることをおススメします。

土鍋でご飯を炊くことは、蓋を開けたときの家族の歓声が目に浮かぶ、温かで幸せな時間です。

さっそく今週末、土鍋でご飯を炊いてみませんか?

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