日本酒は原料や製法により名称が変わる

日本酒の種類はなんだか難しくて…と思っている方も多いかもしれません。
日本酒は、米を外側からどれだけ削っているのかを示す「精米歩合」や醸造アルコールの使用量などの条件により名称が定められ、
大きく分けると「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」に分類されています。

・純米酒
米・米こうじ・水のみで造られた日本酒

・本醸造酒
純米酒に醸造アルコールが添加された日本酒

・吟醸酒
精米歩合を6割以下にした米に米こうじと水を加え、5~10度ほどの低温で長期間(およそ30日以上)じっくりと発酵させた「吟醸造り」という製法で造られた日本酒
(醸造アルコールが加わるものとそうでないものがある)

さらに日本酒の種類名は「純米」「吟醸」「醸造」という単語を組み合わせています。
それぞれに当てはまる条件を満たせば、名称として名乗ることができるというわけです。

例えば「純米」である条件をクリアしており、且つ精米歩合が6割以下の吟醸造りであれば「純米吟醸酒」。
「純米」が付かないものには醸造アルコールが添加されていると考えてOKです。

自分に合う日本酒を選ぶには

日本酒をあまり飲んだことがない方が日本酒を選ぶ時、種類の名称や銘柄で探すのはちょっと難しいかもしれません。

一般的には甘口を好む方は純米がよい、フルーティーなのが吟醸、などといわれることもありますが、これらはあくまで製造方法や原料による分類です。

味の方向性を決定づけるものではなく好みにも左右されますので、初めてオーダーする際はどんな食べ物が好みか・どんな肴とあわせたいかなどをお店の方へ伝えてみましょう。

そのようにいくつかの種類を飲み比べていくうちに、お好みの日本酒と出会えるのだと思います。

温度による味の違いは?

日本酒は冷酒、常温、お燗といろいろな温度で楽しめるお酒。
温度でこれだけ風味や名前が変わるお酒はとても珍しいそうです。

いろいろ試してご自身の好みの温度をみつけるのも日本酒ならでは。
それぞれの特徴や味の違いをみてみましょう。

冷酒の場合

キリッと味が引き締まり、日本酒をすっきりと楽しめるのが冷酒。
0度がみぞれ酒・5度が雪冷え・10度が花冷え、といった具合に温度によって呼び名が存在します。

このように風情ある名前が5度刻みの温度で決められているところなど、日本人らしさがうかがえるなぁ…としみじみ感じました。

暑い夏の夜に、温かい肴とともにキュッといただきたいですね。
飲みやすいので初めての方は少しずついただくようにしましょう。

常温(冷や)の場合

お酒本来の味が楽しめるので、日本酒が好きな方は常温に限るなんて方も多いでしょう。

少しややこしいのですが、本来は冷や酒イコール常温という意味を持つともいわれています。
本当に冷たい日本酒を頼みたい場合は「冷酒」になります。
ひらがな一文字で温度が大きく変わってしまうので、お店によってはオーダーする際に確認が必要かもしれません。

お燗の場合

35度の人肌燗、40度のぬる燗、そして50度の熱燗というように、同じ燗でも温度によっていろいろ呼び名があります。

香りと甘みが広がり、口の中でふっくらとした味わいを楽しめるのが燗のよいところ。
おいしい肴とともにお燗した日本酒をちびちびと楽しむのも、今年の冬の密かな楽しみになりそうですね。

日本酒は和洋問わず料理をより引き立ててくれるお酒

日本酒に和食は言うまでもなく格別ですが、意外にもチーズやオリーブ、アクアパッツアといったイタリアンとも相性がよく本当に奥深いお酒です。
和洋問わずどんな料理にもぴったり合い、さらに料理をより引き立てるともいわれている日本酒。
ぜひいろいろな料理とあわせて召し上がってみてください。

日本酒はつい飲みすぎて二日酔いが気になるところですが、日本酒と一緒に同量の水を飲むとよいそうですよ!

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