お月さまにはどうしてうさぎがいるの?

どうしてお月さまにうさぎがいるといわれているのでしょうか。
諸説ありますが、日本では今昔物語の中のお話がよく知られていますね。

その昔、うさぎ・きつね・さるの三匹がいました。
彼らは前世で他人にやさしくしなかったから獣として生まれてしまったのだと考え、修行をしていたそうです。
それを見ていた神様は、食べ物に困っている老人の姿へと変身して三人の様子をみることにしました。

サルは木に登り木の実をたくさん摘んできました。
キツネは鳥や魚をつかまえ、老人に捧げました。
何もできなかったウサギは「どうかわたしを食べてください」と自ら自分を犠牲にしたそうです。

神様はウサギの行いを多くの人に知ってもらうためにウサギの姿を月に映し、月を見上げるたびに皆がウサギの行いを思い出すようにとしたというお話です。

なんだか切ない結末ではありますが、お子さまへ月を見上げながらお話をしてあげるのもよいかもしれません。

親子で読みたいお月さまの絵本3選

お子さまが月により親しみをもってくれそうなおススメの絵本を3冊ご紹介します。
どれも我が娘へ、そして大切な友人へと贈ったことのある素敵な絵本ばかりです。

おつきさまこんばんは

赤ちゃんに読み聞かせするのにぴったりなのが「おつきさまこんばんは」。
すべてひらがなで書かれていて、お月さまに語りかけるような文体がとてもやわらか。

お月さまの優しい笑顔が印象的な絵本です。

おやすみなさいおつきさま

1~2歳くらいに読んであげたいのが「おやすみなさいおつきさま」です。

お月さまや夜空、そしてお部屋にあるものたちなど見えるものひとつひとつに「おやすみなさい」と声をかけていく様子を描いた絵本。
やさしいテンポで読み進めるうちに心にじんわりと染み入り、読んでいる大人も一緒に気持ちがほぐれていきます。
あたたかいベッドの中でゆっくりとページをめくりたい。そんな絵本です。

ご紹介したものは日本語に翻訳されたものですが、原書の英文では韻を踏んでいるのでそちらも読む楽しみがありますよ。

きょうはそらにまるいつき

今年9月に発売されたばかりですが、3歳以上のお子さまとぜひ一緒に読みたい「きょうはそらにまるいつき」。

夕暮れの公園。バスの中。
それぞれの人、それぞれの場所に見上げればいつもお月さまがいる。
ふと満月をみつけたときの喜びは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

ものすごく特別なことではないけれど、どこかで誰かが同じようにお月さまをみているんだという嬉しさが感じられる、そんな一冊です。

文中にある「ごほうびのようなお月さま」というフレーズが今でも胸に残っています。

まだまだ楽しめる秋のお月見

十五夜はもう終わってしまいましたが、来月には十三夜・11月には十日夜があります。
月の満ち欠けで月の変化を楽しみながら、親子で空を見上げるのも素敵な時間になるでしょう。

お休みの前日の夜には、お庭やベランダでプチお月見ピクニックも楽しいですよ。

夜空を見上げれば、ぽっかり美しいお月さま。
秋は親子でお月見コミュニケーションしましょう!

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