つげの櫛の魅力とは

つげの櫛とは、つげの木のみから作られた木製の櫛のこと。
古くから日本で愛用されてきたもののひとつとして知られています。
おばあちゃんが髪をまとめるときに使っていた記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

つげの木が櫛に使われるようになったのは奈良時代だそう。
貴族の間で髪の毛をとかす道具として使われていました。
万葉集ではつげの櫛を持つ女性の恋心を歌った美しい和歌が残されています。

そして現代でもつげの櫛が持つメリットに魅せられて、年齢問わず愛用している方が増えているようです。
髪にスッと入れた時のなめらかな感触を味わったら、プラスチックの櫛には戻れないという声も。

そんなつげの櫛が持つ魅力・髪の毛へのメリットをご紹介します。

切れ毛・枝毛の防止

忙しい朝、プラスチックのブラシで急いでとかしたらたくさん抜け毛が…なんて経験がある方も多いのでは。

プラスチックは静電気が起きやすいため髪の毛が絡んでしまったり抜け毛・切れ毛の原因を作ってしまいます。

つげの櫛は木という天然素材であるため、摩擦が少なく静電気が起きにくいのが大きな特徴。
歯が一列になっているのでまとまりやすく、使い始めてすぐに櫛どおりのよい髪を実感するでしょう。

髪にツヤと潤いを与えてくれる

つげの櫛には椿油に何度もつけこみ、十分しみこませてつくられています。
椿油は皮脂に近い成分で、保湿効果も抜群。

とかすたびに頭皮や髪の毛に栄養分と潤いを与えてくれるので、髪の毛にツヤが出て美しい髪に近づけてくれます。

また、櫛の歯が頭皮に当たることでマッサージ効果も期待できます。
カラーリングやパーマで傷んでしまった髪の毛は特に、つげの櫛で毎日のお手入れからいたわってあげるとよいでしょう。

丈夫で長持ち!一生ものになるつげの櫛

つげの櫛は材質が緻密で固いため、折れにくく適度な弾力を持ち合わせています。
とても丈夫で何十年も使えるため、成人式や結婚など人生の節目に記念として購入する方もいらっしゃるそうです。

使うたびにどんどんいい味が出て、きれいな飴色に変化していくのもつげの櫛ならではの楽しみといえるでしょう。

知っておきたい、つげの櫛のお手入れ方法

つげの櫛を使ってみたいけれどちょっとお手入れが大変という印象がありますね。
櫛全体を椿油に浸すというお手入れ方法もありますが、毎日のお手入れでは汚れが気になったときにその都度手をかけてあげれば問題ないそうです。

ここではつげの櫛の基本のお手入れについておはなしします。

無理せずできる、つげの櫛のお手入れのポイント

毎日のお手入れで大切なのは、櫛に汚れを残さないこと。
使った後は、歯の間にたまったホコリや髪の毛を落としましょう。
毛先の柔らかい歯ブラシを使うと楽に掃除ができますよ。

そして一週間に1度は、椿油を含ませたコットンや布で櫛の表面をやさしく拭きましょう。
櫛に油をしみこませることで櫛全体が油を吸い、使うときに髪の毛や頭皮に行き渡るようになります。

高い抗酸化作用や保湿力を持つ椿油は、ヘアケアとしてもとっても効果的。
椿油はドラッグストアや化粧品店で手に入りますので、1本用意しておくとよいでしょう。

水分・熱には要注意!

つげの櫛は水分と熱を嫌います。
水分によって櫛にゆがみが出たり、ツヤが出なくなってしまうことも。
汚れがついてしまっても、水やお湯であらうことは避けましょう。

また、洗面所に置いてしまうと湿気により傷んでしまいますので必ず専用のケースに入れて水気のない場所で保管することが大切です。

つげの櫛を選ぶポイントは

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