土用とは

土用とは、 立春(2月4日頃)・立夏(5月5日頃)・立秋(8月7日頃)・立冬(11月7日頃)の前の18日間のこと。
それぞれの季節の終わりに当たる、季節が交代する期間を指しています。
もとは土旺用事(どおうようじ)という言葉が省略されたものだそう。
ちょうど季節が入れ替わる時期で、それぞれの四季にあるので計4回というわけです。

土用の由来は?

土用は「この世のあらゆるものは木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っている」との中国の五行説がもとになっています。
木は春の象徴であり、火は夏。金は秋で、水は冬の象徴。
そして残った土は「土用=季節の変わり目」として、それぞれの季節に置かれるようになりました。
土用の間は引っ越しや基礎工事・家の建て替えなど、土台を大きく変える動きは控えたほうがよいという習慣も未だ残っています。

移り変わる季節にゆるりと身を任せ、穏やかな心持ちで次の季節を迎えましょう、ということなのかもしれませんね。

今年の秋の土用は?丑の日もある?

2017年の今年は、10月20日から11月6日までが秋の土用です。
実りの多い秋においしいものをたくさんいただいてきたので、ちょっと小休憩する頃と考えてよいでしょう。
また、土用の中で十二支の丑の日にあたる日が「土用丑の日」と呼ばれ、秋の土用にも存在します。
今年の秋土用の「丑の日」は10月29日(日)です。

丑の日といえば夏の土用のうなぎが定番中の定番ですね。
土用の丑の日には「う」のつく食べ物を食べると病気にならないという説があります。

さらに土用では五臓の「脾」(胃や腸などの消化器系)をいたわると良いとされていますので、秋には消化にできるだけ負担をかけない、具だくさんの鍋焼うどんなどがぴったりですね!

秋の土用の過ごし方は

「味覚の秋」「食欲の秋」などと呼ばれ、おいしいものをたくさんいただく秋。
秋の土用では胃腸を少し休ませてあげましょう。
この時期は、素材のおいしさを感じられる和食を中心とした食事がおすすめ。

また、急に空気が乾燥してくるので風邪をひきやすい頃でもあります。
お風呂にゆっくりと浸かったり、煮物や温野菜など体の温まる食べ物を食べたりと、体調管理にもしっかり気を配りましょう。

土用は自然の移り変わりとともに過ごす時期

過ぎ去ってゆく季節を見送り、やってくる新しい季節を迎える時期である土用。
冬に向けて少しずつ心の準備をしましょうという期間なのですね。

この時期はあまり無理をせず、身も心も徐々に冬支度へとシフトしていきましょう!

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