鏡開きとは

鏡開きはお正月に年神様へお供えした鏡もちを割り、それを食べる風習。
お供えした鏡もちにはお正月にお迎えした年神様がいた場所で、年神様のパワーが詰まっていると考えられています。

鏡もちはただお正月の間お供えしておくだけではなく、下げたあとに感謝しながらいただくことで無病息災を願い、年神様をお送りするという意味が込められています。

おもちのことをなぜ「鏡」と表現するのかはご存じでしょうか。
それは、丸もちが昔の丸い形をした青銅の鏡に似ているからなんだとか。
また丸は「円満」という意味を含み、円満に年を重ねるという意味や家庭円満を願うとして縁起がよい形状だとされています。

鏡もち自体の形は、年神様の魂の象徴であることから大きい丸もちと小さい丸もちを重ね、ご神体を表しているそうです。
まさに年神様そのものともいえる鏡もちは、鏡開きまでは食べるのは我慢しましょう。

鏡開きはどうやるの?

鏡開きは松の内が明けた11日に行うのが一般的ですが、松の内が15日までと考えられている地域では15日または20日に行うところもあります。
鏡開きをするときは包丁など刃物を使うことは縁起が悪いとされ、手で割るか木槌で叩くことが一般的。

鏡開きをする頃には、おもちがとても固くなってしまうことが多いので、おもちを半日ほど水につけたあとに電子レンジで柔らかくしてから調理するとよいでしょう。
やけどにはくれぐれもお気をつけください!

今では従来の鏡もちだけではなく鏡もちの形をした入れ物の中に個別パックになった切り餅が入っているものも扱われるようになり、とても便利になりましたが
大切なのは鏡開きの本来の意味を知り、それを代々伝えていくことではないかと思います。

鏡開きをしたおもちはお雑煮やおしるこにしておいしくいただきましょう!

鏡開きは元気で過ごせますようにと願いを込めて

鏡開きは年神様をお送りしお正月にしっかり区切りをつける大切な風習。

おもちに宿るパワーをたくさん受け取り、今年も元気で健やかに過ごせますようにと願いを込めて…。

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