夏至とは

夏至とは新暦では毎年6月21日前後にあたる、北半球において1年で最も昼間が長く夜が最も短い日です。
冬至と比較すると、なんと昼間の時間差は4時間以上もあるのだとか。
確かに、日ごとに夜明けが徐々に早くなってきているのを実感します。

暦では立夏と立秋の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛り。
実際の夏はもう少し先ですが、この時期を境に段々と暑さが増してくる頃でしょう。

夏至の頃の過ごし方は?風習はある?

夏至ならではの日本の風習や過ごし方、夏至にいただく食べ物はあるのでしょうか。

夏至は田植えの繁忙期

かつては夏至の頃は田植えの繁忙期とされていました。
そしてこの夏至から11日目を「半夏生(はんげしょう)」と呼び、農家の方たちはこの半夏生までに田植えを終わらせるという習慣があったそうです。

種まきからずっと休みなく働いてきた農家の方々にとって、夏至と半夏生は非常に意味のある節目であったことでしょう。

夏至にタコ!?

冬至のカボチャのように、夏至にも特定の食べ物を食べる習慣があるのか調べてみたところ、一説には関西では夏至にタコを縁起物として食べるのだそう。
由来は諸説あるものの、タコの8本足を稲の根っこに見立てたといういわれが残っています。

大切に植えた作物が、タコの足のように根を深く張ってぐんぐんと育つように…という農家の方の願いが込められているといわれています。

またタコの足の数の8は「末広がり」。
裾が開いた形からくるイメージなのだそうですが、縁起のよい数字であることも由来のひとつとなっているそうです。

夏至の頃は体調にも気をつけて

暦の上では夏真っ盛りである夏至ですが、現代ではジメジメした雨の多い梅雨の時期。
この頃は気圧が下がり、頭痛やめまい、腰痛など身体の不調を訴える方が増える時でもあります。

また湿気が多くなることで体がだるい、重いと感じるという方もいらっしゃるようです。

基本的なことではありますが、栄養バランスのよい食事を取り入れたり睡眠時間をできるだけ確保したりなど、本格的な夏を迎える前に体調管理にいつも以上に気を配ることが大切といえるでしょう。

夏至は長い昼・短い夜を感謝しながら楽しもう!

一年のうちで昼が一番長く、夜が一番短い夏至。各地ではキャンドルナイトといったイベントが行われるところもあるようです。

夏至を通して、太陽をはじめとする自然の恵みに改めて感謝するとてもよい機会。

季節の移り変わりを楽しむべく昼間はたくさん太陽の恵みを浴び、夜は自然に感謝しながらキャンドルを灯しつつ、ご家族やご友人とのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

関連するまとめ

いつもの感謝を言葉とカタチにする「母の日」

お母さんありがとう。いつも一番に伝えたいのになかなか伝えられないのがお母さんへのこの一言なのではないでしょう…

秋を満喫したい、寒露の頃の過ごし方

二十四節気のひとつである「寒露」。秋分から数えて15日目頃のことを指します。 大気の状態が安定し、秋晴れが増…

9月1日は防災の日

防災の日は関東大震災を教訓として、人々の防災意識を高めるために制定されました。 防災の日となったのにはどのよ…

関連するキーワード