しょうがとは

しょうがは日本の代表的なスパイスのひとつで、強い辛味と個性的な香りを持つ食材。
独特の辛味が下味や隠し味となって素材や味を引き立ててくれる、料理に欠かせない大事な存在です。
またしょうがは消臭作用を持つので、お肉や生魚を調理する際に臭みを取る役目としても使われます。

しょうがの辛味成分は3種類!

しょうがはピリッとした辛さが特徴ですが、あの辛味成分は「ジンゲロール」「ショウガオール」「ジンゲロン」と呼ばれる3種類によるもの。
生のしょうがに含まれる成分が「ジンゲロール」と呼ばれるもので、しょうがを加熱したり乾燥させることで「ジンゲロール」が「ジンゲロン」や「ショウガオール」へと変化するのだそうです。

しょうがの辛味成分が持つ驚くべき健康パワー

しょうがは中国では生薬として利用されているほど、風邪に効果を発揮する成分がたくさん含まれています。
皆さんもよく知っている「葛根湯」にもしょうがが使われており、漢方薬にしょうがを加えることは薬効だけではなく、他の薬の吸収をよくし、その効果を高めるのにも非常に役立つのだそうです。

ではしょうがのどんな成分が風邪によいとされているのでしょうか?
答えは、先ほどおはなししたしょうがの3種類の辛味成分に隠されているようです。

冷え改善に期待!しょうがは体がポカポカに

生のしょうがに含まれる「ジンゲロール」という成分には血行促進や手や足の先など体の末端を温める効果があるそうです。
またしょうががお刺身の薬味として使われていることからわかるように、強い殺菌力も持ち合わせています。
まさに風邪のひき始めなど体が弱っている時に必要なパワーといえるでしょう。

末端冷え症という症状があるように指先や足先が冷たいとお悩みの方も多いと思いますので、普段の料理に意識的に薬味やドリンクとしてしょうがを使うことで効果を実感できるかもしれませんね。

加熱すれば体の芯からもあたたまる

辛味成分「ジンゲロール」が加熱され分解した際に「ショウガオール」という成分に変わりますが、その「ショウガオール」には体の芯から温める保温効果があるそうです。
「ショウガオール」は体の芯から熱を作り出すということなので、内側からしっかり冷えを改善したい場合は生より加熱した方がよさそうですね。

のどの痛みの緩和

「ショウガオール」には痛みの原因であるプロスタグランジンの働きを抑える効能があるため、風邪の際の頭痛やのどの痛みにも効果があるといわれています。

昔ながらのおばあちゃんの知恵として、風邪の引き始めにはダイコンアメやはちみつしょうががよく知られていますが、効能を知るとどうして風邪対策にしょうがが使われるのかがよくわかりますね。

食欲増進にも効果を発揮

辛味成分「ジンゲロール」には食欲増進作用もあるそうです。
確かにあまり食欲がないな…というときでも、しょうがを薬味として料理にちょっと加えることでピリッとした刺激も手伝って味に変化がつき、食欲が進みますね!

そのほかにも発散作用や免疫力アップなど風邪予防はもちろん、風邪をひいてしまった時にも非常に効果的な効能がたくさん含まれているのです。

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